加齢とともに目立ってしまう毛穴の開き。
これは、肌のたるみによるものが大きな原因です。
開いた毛穴は肌を汚く見せるだけではなく、顔全体を老けた印象にしてしまいます。
毛穴を隠そうとしてファンデーションを厚塗りしても、逆に目立ってしまったり、化粧崩れで毛穴がはっきりしてしまったり・・。
そんな経験はありませんか?
ここでは、そんな毛穴落ちや毛穴浮きと呼ばれる状態を、上手にメイクやファンデーションでカバーする方法を紹介していきます。

そもそも毛穴落ち・毛穴浮きってどんな状態?
「毛穴落ち」や「毛穴浮き」と呼ばれる状態は、ファンデーションで毛穴をカバーしているつもりが、逆に目立ってくることを指します。
毛穴の目立ちが少ない若い人にはなじみのない言葉かもしれませんが、知っておくと今後のお肌のためにはいいかもしれません。

毛穴落ちとは?
毛穴落ちとは、毛穴の中にファンデーションが入り込み、隠すはずの毛穴が逆に目立ってしまう状態を指します。
毛穴落ちした部分はファンデーションが詰まって周囲の肌色よりも白っぽく見えるので、頬や鼻の頭に白いポツポツがあるように見えます。
毛穴落ちは、ファンデーションを塗った時には毛穴が綺麗に隠れていても、時間の経過によって目立ってくるのが特徴です。
この悩みを解消するためには、毛穴をぎゅっと引き締める収れん化粧水や、皮脂コントロールをしてくれるビタミンC配合の化粧品が効果的です。
また、毛穴落ちは皮脂過剰による「開き毛穴」と、老化が原因の「たるみ毛穴」に分かれます。
開き毛穴
これは、オイリー肌の方だけではなく、肌が乾燥している人にも起こる症状です。
たるみ毛穴
毛穴の形が、縦に長いしずく状に見えるのが特徴です。
ファンデーションを塗った時からすぐに毛穴落ちしてしまう方もいますが、基本的には、肌のたるみが気になるアラフォー世代に起こりやすい現象です。
毛穴浮きとは?
毛穴にファンデーションが入り込んでしまう毛穴落ちとは異なり、毛穴のところだけファンデーションが落ちてしまう状態を指します。
これは、皮膚のたるみによって毛穴が開いてしまうことが大きな原因です。
また、毛穴の黒ずみや角栓による毛穴詰まりを起こしている人にも多く見られます。
毛穴浮きしやすいのは、皮脂分泌が過剰なオイリー肌の方や、鼻などが部分的に脂っぽくなる混合肌のタイプの人です。
アラフォー以上の世代に起こりやすい毛穴落ちとは異なり、10代や20代でもなりやすいというのが特徴です。
毛穴浮きは、毛穴のクレンジングやピーリング、洗顔料の見直しなどで基本的なスキンケアを変えることなどで対策できます。

毛穴落ちの原因である開き毛穴やたるみ毛穴も、悪化すると詰まり毛穴となってしまいます。
ファンデーションが毛穴で皮脂と混ざり合って酸化すると、黒ずみやニキビになってしまうのです。
黒ずんだ毛穴はメイクでカバーするのも難しいので、詰まり毛穴にならないようにケアしていきたいですね。
なぜ、ファンデーションが毛穴落ち(浮き)するの?
ファンデーションが毛穴落ちや毛穴浮きで考えられる理由は以下のとおりです。
- 皮脂の過剰な分泌による毛穴の開き
- 保湿不足のよる毛穴の開き
- 加齢が原因のたるみ毛穴
- クレンジング不足による詰まり毛穴
- ファンデーションを厚塗りしてしまっている
スキンケアなどを見直して皮脂をコントロールしたり、毛穴のケアをしたりすることなどが解決策として挙げられますが、それには時間がかかるものです。
効果を実感するまでは、メイクで毛穴を目立たなくする方法もあるので、ここではそれを紹介していきたいと思います。
毛穴をカバーしてくれるおすすめファンデーションはコレ!
困った毛穴落ちや毛穴浮きの悩みを解消するためには、自分の毛穴の種類に合わせたファンデーション選びをすることが大切です。
一般的に、リキッドファンデーションやクリームファンデーションなどが、どのタイプの毛穴悩みもカバーしてくれると言われています。

毛穴を隠すファンデーションの選び方
まずは毛穴を隠すファンデーションの選び方を確認しておきましょう。
色選びには毛穴タイプを知ることが大事
ファンデーションの色を選ぶときには、まず自分の毛穴のタイプを知ることが大事です。
加齢によるたるみ毛穴や炎症でできてしまった凹凸の毛穴は、まさに「穴」なので、地の肌の色よりも明るめの色を選びましょう。
穴の影を目立たなくすることができます。
毛穴が黒ずんでいる詰まり毛穴の場合は、肌よりも暗めのベージュ色を選んでみましょう。
黒ずみを隠したいからといって明るい色を選ぶと、余計に目立たせる結果になってしまい逆効果です。
肌につけた時の伸びにも注意
毛穴カバーを目指すなら、薄づきのファンデーションを選ぶことが重要です。
意外かもしれませんが、毛穴を隠そうと厚塗りにすればするほど、仕上がりは汚くなってしまいます。
薄づきでもカバー力のあるファンデーションを選んで、上手に毛穴を隠しましょう。
そこで注目したいのが、ファンデーションの伸びです。
BBクリームは、下地のほかコントロールカラーの要素もあるため厚塗りになりやすいものも多いので、必ず薄づきタイプのものを選ぶようにしましょう。
保湿効果のあるファンデーションを選ぼう
毛穴トラブルは過剰な皮脂の分泌から起こるものが多いですが、これには普段からオイリーな肌の方だけではなく、乾燥肌の方も注意が必要です。
というのも、肌が乾燥していると過剰に皮脂が分泌されてしまうからです。
皮脂コントロール効果のあるファンデーションは、皮脂はコントロールできるものの、肌が乾燥しやすくなっていることもあります。
毛穴の悩みがある方こそ、保湿効果のあるファンデーションを選びたいところです。
そんな方におすすめしたいのは、美容液ファンデーションと呼ばれるタイプです。
乾燥による余分な皮脂分泌を抑えながら、一日中うるおいを保つことができます。
UVカット効果はどのくらいがベスト?
美肌を目指すなら必須の紫外線対策。
日焼けしたくないという思いから、UVカット効果がとにかく高いものを選んではいませんか?
これって実は、毛穴対策としてはあまり良くない選択なんです。
日常生活ならばSPFは20前後、PAは「++」程度で十分。
SPFやPAは高ければ高いほど、肌が乾燥しやすくなり、皮脂の過剰な分泌に繋がってしまいますよ!

毛穴落ちタイプにはクリームやスティックファンデーション
毛穴落ちしやすいタイプの人は、肌に密着しやすく、毛穴の凹凸を滑らかにしてくれるクリームタイプ、もしくはスティックタイプのファンデーションを使いましょう。
クリームやスティックタイプのファンデーションは、通常のリキッドタイプのファンデーションと比べるとテクスチャーが固いため、厚塗り感が出ないようにしっかりと肌になじませるように使いましょう。
手軽に使えてキレイに仕上がると評判のファンデーションはこちらです。
マナラ BBリキッドバー
薄づきなのにカバー力がしっかりしているとの口コミがあるファンデーション。
スーパーソフトフォーカスパウダーと凹凸修正ネットの働きで光を拡散しながら、毛穴をむらなくカバーして目立たせません。
美容液成分が94%も含まれているため、保湿効果も抜群!
乾燥による毛穴の目立ちをなくしてくれます。
スティックタイプのファンデーションなので、手早く簡単にエイジレスなツヤ肌が作れると好評です。
毛穴浮きタイプにはリキッドタイプやパウダーファンデーション
毛穴浮きに悩んでいる方には、テクスチャーの軽いリキッドファンデーションや、薄づきタイプのパウダーファンデーションがおすすめです。
まだ黒ずんでいない詰まり毛穴ならば、パウダーファンデーションできれいに仕上げることができます。
黒ずんでしまっている毛穴には、肌とのなじみが良く、ほどよい密着感のあるリキッドタイプのファンデーションが良いです。
ここでは2つのファンデーションを紹介したいと思います。
マキアレイベル 薬用クリアエステヴェール
しわや毛穴に悩む女性に絶大な支持をされている美容液ファンデーションです。
68種の美容液成分のベールでうるおいをキープする「スキンケアできるファンデーション」は、自然なカバー力で透明感のあるツヤ肌に導いてくれると大人気です。
毛穴もしっかりカバーしながら、一日中ぷるぷるの肌でいられると口コミ評判も高いです。
くすみをケアするマロニエエキスも配合していているので、加齢による黄ぐすみにも対応しています。
毛穴をカバーしながらエイジングケアもできるのがうれしいですね。
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ETVOS ミネラルファンデーション
マット肌に仕上げたいならば、エトヴォスのミネラルファンデーションがおススメ。
きめ細かい粒子が毛穴の凹凸を埋めるようにフィットします。
ふわっと軽いつけ心地なのにカバー力は抜群で、メイクをしていることを忘れてしまうほどの仕上がりです。
保湿コーティングパウダー配合で、メイクしながら乾燥を防ぐことができます。
下地を重ねることで、ツヤ肌も実現できるファンデーションです。
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ファンデーションの塗り方にも気をつけよう
毛穴の悩みによる化粧崩れに悩んでいる方で、ファンデーションをなんとなく塗っているという方はいませんか?
実は、ファンデーションのつけ方によって、毛穴落ちや毛穴浮きは防ぐことができるんです
ここでは、クリームファンデーションやリキッドファンデーションなど、液状タイプのファンデーションのつけ方を紹介していきます。
リキッドファンデーションの正しい塗り方
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1少量のファンデーションを薄くつける
液状タイプのファンデーションは、少量を薄くつけることを意識しましょう。
無理に毛穴を隠そうと、厚塗りするのはNG。
余計に毛穴落ちや毛穴浮きしやすくなってしまいます。
毛穴のタイプに合わせてファンデーションを選ぶと、薄づきでもしっかり毛穴カバーできますよ。
ニキビやニキビ跡を隠したい場合は、コンシーラーを上手に部分使いしましょう。
step
2両頬・おでこ・鼻・あごの5点にのせる
適量を手の甲に出して指先でファンデーションを取り、両頬・おでこ・鼻・あごの5点に乗せます。
スティックタイプの場合は、直接肌に乗せていきます。
おでこや頬は塗る面積が広いので、少し多めに乗せてから、均等に伸ばしましょう。
step
3手早くなじませる
液状タイプのファンデーションを扱うコツは、手早くなじませることです。
そうすることで、ムラなくキレイな仕上がりになります。
時間がかかってしまうと、乾いて伸びにくくなってしまうので、注意しましょう。
step
4毛穴には指でクルクルと伸ばしていく
顔全体にファンデーションをなじませたら、気になる毛穴部分は下から上へ、指でクルクルと伸ばしていきます。
力を入れすぎるとしわの原因にもなるので、中指と薬指を使ってやさしく伸ばしていきます。
ファンデーションは、顔の内側から外側へ向かって伸ばすと、立体的な仕上がりになります。
step
5最後にスポンジやファンデーションブラシでなじませる
ファンデーションを伸ばし終わったら、スポンジやファンデーションブラシを使ってなじませていきます。
とくに毛穴の悩みが気になるところは、ポンポンと叩き込むようにしていくのがコツです。
このとき、ファンデーションを横方向に伸ばしながらなじませないようにしてください。
逆に毛穴が目立ってしまったり、化粧崩れしやすくなったりする原因になります。

ポイント:スポンジは専用のものを選ぶ
ファンデーションを伸ばす際に使うスポンジは、クリームファンデーションやリキッドファンデーション専用のものを選びましょう。
普通のスポンジと比べて、専用のものは液状ファンデーションをスポンジに吸収しにくく作ってあるので、肌への密着度が高まります。
ポイント:ファンデーションブラシは角度が大事
ファンデーションブラシを使う場合は、顔の丸みとブラシの面が垂直になるようにしましょう。
これだけで、特別なテクニックが無くても毛穴を上手にカバーすることができます。
とくに毛穴の気になる小鼻のあたりは、とくにこのブラシの角度を意識して塗るようにしましょう。

パウダーファンデーションの正しい塗り方
パウダーファンデーションも、基本的にはリキッドファンデーションと塗り方は同じです。
顔の中心から外側へと、立体的になるように仕上げていきます。
パウダーファンデーションは、使う前に下地やコンシーラーで肌を7割がた仕上げておくのがポイントです。
ファンデーションだけでシミなどの悩みを隠そうとするのではなく、コンシーラーも使って薄づきに仕上げていきましょう。
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1下地を塗る
まずは下地を塗って肌を調整しましょう。
ファンデーションはブラシの毛先を表面に当てて、なでるようにとります。
step
2パウダーをつける
手の甲やティッシュペーパーで余分な粉を払いつつ、ブラシの内側にパウダーを含ませます。
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3ファンデーションをのばす
ブラシを頬の内側から外側へと動かし、ファンデーションを伸ばしていく。
口元からあご、目の下部分に塗り、顔の反対側も同様に伸ばしていきましょう。
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4細かい部分を塗る
少量のファンデーションを足してから、額の中心から外側へクルクルと伸ばし、鼻筋、小鼻、目の周りを塗ってください。
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5仕上げのカバーをする
最後に毛穴の凹凸部分にポンポンとスタンプのように塗ってカバーしましょう。
パウダーファンデーションを使うと、マットな仕上がりになります。
ツヤが欲しいなという場合は、パール入りのハイライトを頬骨の高い位置に使うと、上手に仕上げることができます。
毛穴落ち(浮き)を防ぐには化粧下地がマスト!
オールインワンタイプの化粧下地の役割がついたジェルやクリームを使っている方も多いと思いますが、毛穴落ちや毛穴浮きを抑えるためには、やはりきちんとした化粧下地を使うことが必須です。
乾燥が原因の余分な皮脂分泌を防ぐためにも、化粧下地はグリセリンやヒアルロン酸などの水分を保持する成分が入ったものを選びましょう。
また、少しだけパールが入った化粧下地は、ソフトフォーカス効果で毛穴を目立たなくしてくれます。
化粧下地の使い方のコツ
化粧下地はパール大ほどの量を手の甲にとり、指の腹を使って顔全体に伸ばしていきます。
気になる毛穴には、化粧下地を埋め込むように塗りましょう。
指でクルクルとなじませるようにするのがコツです。
とくに毛穴落ちしやすい小鼻の周りは、鼻を片手で押さえて塗り込むようにします。
最後に、ティッシュで余計な油分を押さえるのがポイントです。
このひと手間があるだけで、化粧もちがぐんと良くなります。
化粧下地は種類も豊富なので、自分の肌の悩みに合わせて選んでいきましょう。
最近では下地効果のあるクリームや日焼け止めが多く市販されているせいか、化粧下地を使わない人が多いようです。

毛穴の凹凸をカバーしたり、テカリを防いでサラサラをキープしてくれますし、パール入りのものを選べば光の拡散効果でつやつやの美肌に仕上がります。
おすすめの化粧下地3選
プリマヴィスタ
汗や皮脂による化粧崩れを防ぐ下地として有名なプリマヴィスタ「皮脂崩れ防止化粧下地」は、2011年の発売以来 その効果で人気を保ち続けています。
そして、7年ぶりのリニューアル後はさらに効果を上げ、発売2か月で前年を上回る大ヒット商品になりました。
気温や湿度でベタつきがちなこれからの季節も、ずっとサラサラでいられる強い味方になりそうですね。
セザンヌ
セザンヌの「皮脂テカリ防止下地」は、なんと600円!!
低価格なのに優秀だと話題になっています。
皮脂吸着パウダーでベタつきを防ぎ毛穴の凹凸をカバーしてさらに光拡散効果でどの角度から見ても毛穴が目立たなくしてくれます。
少し乾燥しやすいので部分使いや、ベタつきやすい時期限定で使うのもオススメです。
コフレドール
コフレドールの「毛穴つるんとカバー化粧もち下地」は、なんといっても塗りやすさに定評があります。
テクスチャが軽く伸びがいいので、誰でもムラなく簡単に塗る事が出来ます。
ナチュラルなのに毛穴もしっかりカバーしてくれるので、化粧が苦手な人にもオススメです。
毛穴対策にはフェイスパウダーもおすすめ
フェイスパウダーには、ファンデーションのよれを防いだり、ファンデーションを肌に密着させる働きがあります。
リキッドタイプのファンデーションの後は、必ずパウダーで仕上げましょう。
特に毛穴の目立ちが気になる人は、細かいパールの入ったパウダーがオススメです。
下地同様に光を拡散させて毛穴の凹凸や影を飛ばして目立たなくする効果があります。
おすすめのフェイスパウダー3選
キャンメイク
キャンメイクは言わずと知れたプチプラコスメブランドですが、そのキャンメイクを代表するヒット商品なのが「マシュマロフィニッシュパウダー」です。
1000円以下とは思えないほどのクオリティで、幅広い世代から支持されています。
毛穴や色むらをカバーし、ベタつきテカリを抑え、名前の通りマシュマロのようなふんわり柔らかい美肌にしてくれます。
コスメデコルテ
コスメデコルテの「AQ MW フェイスパウダー」は、オーガニックシルクパウダーを美容成分でコーティングしてキメ細やかな粒子にしたのち、さらに保湿効果の高いアミノ酸をコーティングしています。
そのため肌にしっかりとフィットし、乾燥しにくいふんわりなめらかな美肌を作ります。
軽いタッチで溶け込むため負担感がなく、ずっと触っていたいほどすべすべのお肌に仕上げてくれます。
エレガンス
エレガンスの「ラ プードル オートニュアンス」は、シルクのような上質な肌触りと透明感を与えてくれます。
つけた瞬間キメや毛穴の存在を忘れちゃうような頼もしいカバー力と、うっとりするほど気持ちいい肌触りは極上です。
計算された五色のペールカラーのバランスで透明感と明るさを演出してくれます。
また優れたラスティング力もあり、温度差や湿度差にも負けずに長時間化粧崩れやくすみを抑えます。
毛穴が気になるときのメイクの直し方
どんなにベースメイクを入念にやっても、その日の肌のコンディションによっては化粧崩れを起こしてしまうこともありますよね?
特に夏は蒸し暑く汗や皮脂も多く出ますし、外と室内の温度差やエアコンによる乾燥など、肌のコンディションも崩れやすいです。
ここでは、すぐに対処できる毛穴をしっかりカバーするメイク直し法を紹介します。
毛穴をしっかりカバーするメイク直し法
- ① まずはティッシュで軽く押さえて、余分な皮脂や汚れをオフします。
- ② きれいなスポンジで毛穴落ちしたファンデーションを優しく拭き取ります。
- ③ シリコン系の下地を毛穴を埋めるように塗りこんでいきます。
- ④ パウダーファンデーションをブラシでくるくる円を描くように塗り、毛穴の凹凸がなめらかになるようにカバーします。
ファンデーションを塗りなおす前に凹凸をなくすのは大切です。
毛穴が目ただない箇所でも、崩れやすいところには軽く伸ばしましょう。
ミストの化粧水や美容液を使うメイクの直し方
毛穴にファンデーションが詰まって毛穴浮きしてしまった時には、ミストタイプの化粧水や美容液を使ってメイク直しするのがオススメです。
毛穴浮きしているという事は、肌が乾燥して皮脂の分泌が過剰になっているので、保湿しながら化粧直しをすることが大切になってきます。
それでは、ミストを使ったメイク直し法を紹介します。
ミストを使ったメイク直し法
- まずはティッシュで軽く押さえて、余分な皮脂や汚れをオフします。
- きれいなスポンジで毛穴落ちしたファンデーションを優しく拭き取ります。
- ミストタイプの保湿力のある化粧水か美容液を吹きかけ、なじませます。
- シリコン系の化粧下地で皮脂を拭き取りながら塗っていきます。
- 少量のパウダーファンデーションをブラシで薄く塗ります。
下地やファンデに頼り過ぎはNG!スキンケアから見直しを
これまでおすすめの下地やパウダー、そしてメイクの直し方を紹介してきましたが、隠すのには限界があります。
素肌をきれいにしておけば、隠す苦労もメイクを直す時間も必要なくなりますよね?
ですので、本気で毛穴落ちや毛穴浮きをどうにかしたいと考えている人は、ずばりスキンケアを見直すことをオススメします!
スキンケアは時間かかって面倒だなんて思っていませんか?
正しいスキンケアって意外と簡単なんですよ。
それに、素肌がきれいになればベースメイクがとっても楽になるし、時間の短縮にもつながります。

クレンジング
仕事や付き合いに忙しい人は、夜は疲れて帰ってついつい倒れるように寝てしまうなんてこともあると思います。
でも、顔を洗わずに寝てしまうのは顔に雑巾をのせて寝ているのと同じくらい雑菌が繁殖するんだそうです。
メイクの汚れ、排気ガス、ホコリ、汗や皮脂など様々な汚れが付着しているんです。
一日の汚れは、その日のうちにきれいに洗い流すことで肌のコンディションはずっと良くなります。
メイクをきれいに落とそうとすると、力を込めてゴシゴシしがちですが余計な刺激はシミやしわの原因になりますので優しく落としましょう。
マスカラやアイラインなど落ちにくいメイクは専用のクレンジングを使ったり、コットンや綿棒でまえもって丁寧に落としておき、ベースメイクは優しくクルクルと円を描くように落としていきましょう。
丁寧にクレンジング剤をなじませたら、ぬるま湯で良く洗い流します。
お湯の温度は熱すぎれば肌に必要な皮脂まで流れてしまいますし、冷たすぎればクレンジング剤が固まりきれいに洗い流せないので注意が必要です。
洗顔
洗顔で大事なことは、洗顔料をよく泡立てることです。
ふわふわの泡が肌の汚れを吸着してくれるので、よく泡立てずに洗ってしまうと汚れが取れません。
洗顔料を泡立てるのが苦手な人はネットやスポンジボールを利用すれば簡単に泡立ちます。
弾力のある濃密な泡を肌と手の間で転がすようにクルクルして洗いましょう。
顔には凹凸がありますので、特に小鼻やあごなどの凹んだ箇所は洗い残しがないように気を付けましょう。

すすぎの際も、クレンジングと同じようにぬるま湯で、すすぎ残しがないようにくまなくすすぎましょう。
顔の洗い過ぎは、乾燥や肌荒れの原因になりますので、洗顔は一日朝晩の2回までにしましょう。
保湿
肌の乾燥や乾燥による余分な皮脂の分泌は、ファンデーションのノリを悪くし毛穴やシワを目立たせてしまいます。
ファンデーションを密着させ、毛穴落ちを防ぐにはメイク前のスキンケアが重要になってきます。
肌の乾燥は肌内部からなので、保水力のあるセラミドやヒアルロン酸などを配合している基礎化粧品でケアしましょう。
またセラミドは高価な成分で、セラミドに似た違う成分をセラミドの代わりに配合している化粧品もあります。
セラミド配合と書かれているものを買うときは、パッケージの裏に成分表があると思いますので、「セラミド2」、「セラミド3」、「セラミド10」など、数字がついているものを選びましょう。
セラミド配合のおすすめ美容液はこれ!
セラミド1・セラミド2・セラミド3・セラミド5・セラミド6IIと、5種類のヒト型セラミドが高濃度でバランスよく配合されています。
さらに肌のセラミドと同じ構造である「ラメラ構造」のセラミドが使用されているので浸透力も良いです。
セラミド単体より保湿力も高くて敏感肌でも安心して使える美容液です。
まとめ
毛穴が目立つのが気になると悩んでいる人はとても多いです。
しかし、化粧下地でベースメイクをしっかり作り上げて、ファンデーションの選び方や塗り方を注意すれば、毛穴をある程度目立たなくいように隠すことが出来ると言われています。
今以上に毛穴の問題を深刻にしないためにも、スキンケアの基本は必ず続けていきましょう。
その日の汚れは寝る前にきれいに落として、十分な保湿をするだけで肌のコンディションは良くなります。
